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外まわり
排水桝・外構
排水桝や外構のお手入れも自分の手で。
外まわりのお掃除方法を紹介します。
- ふだんのお手入れ
- しっかりお掃除
ふだんのお手入れ
【お手入れ動画】 雨水桝の掃除

- 作業時間
- ―
- 作業の頻度
- 半年に1回
- 用意する物
- ゴム手袋、古いお玉、古い油こし、散水ホース
雨水桝とは、屋根のトイから落ちた雨水や庭にたまった水を戸外の外側へと誘導する配管です。建物の四隅や庭に設置されています。
1、1ヶ所ずつふたを開けて掃除します。古いお玉や油こしを使い、堆積している泥や枯葉を取り除いて配管のつまりを防止します。
2、雨水桝内にヘドロが多く溜まると配管を通してベランダまで臭う場合があります。
【お手入れ動画】 汚水桝の掃除

- 作業時間
- ―
- 作業の頻度
- 半年に1回
- 用意する物
- ゴム手袋、マイナスドライバー、古いスポンジ、散水ホース
キッチンや側室、トイレの汚水が流れる汚水桝は半年に1回程度掃除しましょう。
1、マイナスドライバーでふたを開けます。
2、配管の位置を見て汚水が流れる方向を確認します。
3、散水ホースで配管の中に水圧をかけて汚れを落とします。
4、続いて汚水桝の中も洗浄します。
5、管を傷つけないよう古いスポンジで擦ればよりきれいになります。
【ポイント】
汚水桝の掃除は、浄化槽(下水管)に近い水下から、トイレや浴室に近い水上へと順番に1ヶ所ずつふたを開けていきます。
水圧をかける際は、管の水上に向かって放水します。
最後に水上から水下へ流しながらふたを閉めていきます。
しっかりお掃除
【雨水桝】 定期的なお掃除で詰まりやニオイの対策を
- 作業時間
- 約30分
- 作業の頻度
- 半年ごとに
- 用意する物
- マイナスドライバー、お玉または油こし、ホース
雨水桝に泥や枯葉がたまると配管が詰まる原因になり、そのままの状態で放っておくと悪臭の原因にもなります。半年に1度は点検とお掃除をしましょう。
①雨水桝のフタを開ける
建物の四隅や庭にある雨水桝のフタを、マイナスドライバーなどで開けます。
②泥や枯葉を取り除く
お玉や油こしなどを使い、たまった泥や枯葉を取り除きます。
【汚水桝】 汚水桝も半年に1度はお掃除を
- 作業時間
- 約1時間
- 作業の頻度
- 半年ごとに
- 用意する物
- マイナスドライバー、ホース
汚水桝は油汚れや食べ物カスなどによる汚れがたまりやすく、害虫が卵を産みつけやすい場所でもあります。定期的にお手入れをして、汚れを取り除きましょう。汚水桝のお手入れは「道路に近い場所」から行うことがポイントです。
①フタを開ける
マイナスドライバーを使い、汚水桝のフタを開けます。
②配管の中の汚れを落とす
ホースで配管の中に水圧をかけて汚れを落とします。
③下水側から水をかける
汚水の流れを確認し、下流側から水をかけましょう。
④上流から水をかける
仕上げに上流(道路から遠い場所)から水を流します。

●雨水桝とは?
家に降り注いだ雨や雪を集水・貯留して流量の調節をする設備です。多くは樋のそばにあり、建物の四隅や庭に設置されています。屋根や雨どいにたまった砂やホコリ、木の葉などのゴミが多く、放っておくと詰まりの原因になります。
●汚水桝とは?
キッチンや浴槽、洗面、洗濯機など、住まいから流れ出る排水の合流点、分岐点に設けられています。キッチンやトイレなど、排水を出す数だけあり、建物周辺に配置されています。
【外構】 カーポートのお手入れは水をかけて

- 作業時間
- 約20分
- 作業の頻度
- 1か月ごとに
- 用意する物
- キレイな雑巾、金具調整用の工具
自動車の洗車時などに、カーポートも一緒にお手入れすることをおすすめします。汚れは水をかけて落としましょう。また、キズや腐食がないかチェックします。同時にボルトのゆるみもチェック。ゆるんでいたら締め直しが必要です。
【外構】 エクステリアウォールも水洗いでキレイに

- 作業時間
- 約20分
- 作業の頻度
- 半年ごとに
- 用意する物
- ホース、ブラシ、マジックリンなどの家庭用合成洗剤
エクステリアウォールもときどき水洗いをして、お手入れしましょう。ホースで上から下へゆるく水を流して洗い流すのがポイント。汚れが気になるときは、「マジックリン」などの家庭用合成洗剤をブラシに含ませて軽くこすり、洗剤が残らないように水洗いしましょう。
【外構】 屋外階段はほうきで汚れを掃き出しましょう

- 作業時間
- 約20
- 作業の頻度
- 1か月ごとに
- 用意する物
- キレイな雑巾、ほうき
屋外階段は砂ボコリなどで汚れやすいところ。しかし、サビが生じやすいため、水洗いは避けてください。手摺や目隠し板の汚れは雑巾で乾拭きし、踏み台や踊り場はほうきで掃き掃除をするだけで、十分キレイになります。
注意事項
注意事項
フタは覆わず、重い物を載せない
桝のフタの上に重い物を置いたりすると、フタが割れることがあります。車庫などを設置する場合も十分な注意が必要です。また、盛り土をしたり砂利を敷いたりして桝を覆ってしまうと、定期的な点検・清掃ができないのでおやめください。