非常時に何を持って避難すればいいか、不安はありませんか?
緊急避難の事態に陥った際、いったいどうすればいいか困惑してしまうことが考えられます。
「何を持って避難すればいいの」と気持ちは焦るばかり・・・。
普段から準備しておくことで、その焦りは最小限に抑えることができます。
「備える」=「非常時にやることを想定する」=「気持ちを落ち着けて行動できる」ことにつながるはず。
いざという時に持ち出す物を家族みんなで考え、準備しておくことは、ご家庭でできる避難訓練のひとつです。
早速チェックしてみてください。
いざという時に持ち出す物をリストアップ
■非常時持ち出し品の代表例
男性は約15kg、女性は約10kg。体格や年齢によって個人差はありますが、これは、いざという時に持ち出せる荷物の重さの目安です。
実際にリュックに入れて(両手が使えるように)背負って歩ける程度の重さを確認しておきましょう。
消費期限・有効期限など、中身の定期的な点検も忘れずに。
*住所録 *1日分の飲料水と食料 *医薬品(常備薬含む) *マッチ・ライター *ナイフ *防寒着などの衣類 *貴重品(運転免許証などのコピー/健康保険証/預金通帳・印鑑/パスポート/外国人登録証) *救急用品 *軍手 *携帯ラジオ *懐中電灯 *携帯電話の充電器 *下着 *簡易トイレ *予備電池 *ろうそく *ウェットティッシュ *現金(5~10万円程度/小銭も必ず準備) *家族のための必需品(メガネ/補聴器/持病の薬/乳幼児がいる場合など、家族一人ひとりに必要な物)

■緊急避難用も常備しておくと万全
緊急事態の際は、まずは身の安全の確保を最優先するため、手ぶらで避難することも想定に入れておく必要があります。
これを踏まえたうえで、家族で話し合って最低限必要な物を準備し、とっさの時にもすぐに持ち出せるよう、玄関先などに常に置いておくと万全です。
緊急避難の負担にならない大きさ・重さを考慮しましょう。

■日頃からバッグなどに入れて持ち歩きたい物
*身元や連絡先のわかるカード *病院の診察券 *携帯ラジオ *メモ帳・筆記用具 *携帯電話の充電器 *小銭 *笛(もしもの時に居場所を知らせるために吹く)
◎勤務先にも避難用のグッズを!
*スニーカー *帰宅地図 *簡易食料 *飲料水など

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