備蓄品は、「自給自足」で災害を乗り切るための重要品です。
一般的に、災害が発生してから3日間は生存者の救助が最優先されるため、支援物資の配給や援助が本格化するのは4日目以降と言われています。
ライフラインの復旧にも時間がかかることを考えれば、最低でも3日間(理想は1週間)は、自分自身で生命を維持しなければなりません。
電気・水道・ガスが止まり、何も買えない状況の中で、災害時の「自給自足」として家庭でできる対策が備蓄品です。
何が必要か、足りない物はないか、ご家族で確認してみてください。
人数×3日分〜1週間分のストックリスト
■備蓄品の代表例(飲料水や食料以外)
チェックリストを作成して定期的に確認。
期限切れや動作不良の物があれば補充・交換しましょう。
*消火器 *懐中電灯 *携帯用ガスコンロ *固形燃料 *スリッパ *軍手 *防災ずきん *ヘルメット *大型ゴミ袋 *万能はさみ *救急箱 *常備薬・持病薬など *レジャーシート *簡易トイレ *トイレットペーパー *ウェットティッシュ *現金 *下着・毛布
◎車の中、倉庫などにも置いておきましょう
*バール *ジャッキ *テント *毛布 *寝袋 *ビニールシート

■飲料水や食料などについて
飲料水や食料などは、最低でも3日分、できれば1週間分をご家族の人数分備蓄しておくと安心です。
賞味期限・消費期限をチェックし、定期的に入れ替えることもお忘れなく。
*飲料水は1人1日3リットルが目安。
*食料は、そのまま食べられるか、簡単な調理で食べられる、長期保存が可能な物を。
*生活用水はポリタンクやペットボトルなどに入れて保存しておく。
くわしくは家庭防災MOOK 「もしもの防災・安全BOOK」をご覧ください。

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