トヨタホーム OWNER'S BOOK(住まいのお手入れ編)
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和室ドア・サッシ知識キッチン浴室・洗面トイレ洋室設備外まわり巻末資料心得キズの予防汚れの予防お手入れの洗剤の選び方洗剤とお掃除グッズ汚れ予防水まわりの汚れの種類と予防引越し時の引越し前・収納部の心得収納のリストチェックノウハウ●お使いになる洗剤等の裏面の注意事項は必ずお読みください。●強くこすると塗装を傷つけてしまう恐れがありますのでご注意ください。●各メーカーの取扱説明書や使用上の注意書きを必ずお読みください。引き出しの中に収納物を詰め込みすぎると、湿気がこもりやすくなります。また、衣類などの場合は型くずれを起こす原因にもなります。適切な収納量は70〜80%です。あまり詰め込みすぎずに余裕をもって収納し、出し入れしやすい状態をキープしましょう。全体のゾーニングができたら、次は物の最終的な「指定席」を決めましょう。使う頻度が高い物は手前に、低い物は奥の方に……と、配置を考えていきます。重い物は下に、軽い物は上に置いた方が合理的です。あらゆる条件を考えて最適な位置を決めていきます。収納内に湿気がこもったままにしておくと、カビの発生につながります。また木製のキャビネットの劣化や、金属部分のサビを招く恐れがあるので注意が必要です。吸湿効果のある炭や市販の除湿剤を使って、効果的に除湿を行いましょう。めったに使わない物や軽い物は上段によく使う物は手の届きやすい位置にめったに使わない物や重い物は下段に動線に合わせたゾーニングで全体の収納計画を立てる「捨て上手」になることが、賢い収納のポイント知識まずは「何をどのあたりに収納するか」という収納計画を立てることから始めましょう。たとえばリビングルームなら、家事の道具や雑誌類など種類別に分け、図面上にフセンを貼って分類していきます。家族の動きをチェックしながら、シミュレーションを行いましょう。物を捨てるのが苦手な人ほど、片付けを苦手としているもの。“必要”“不要”をはっきりと見極め、不要な物は処分する習慣をつけましょう。「捨てるのは惜しい」と思う物でも、長期間使っていなければきっぱりと捨てることがポイントです。引き出しの中には詰め込まず、70〜80%の状態をキープそれぞれのアイテムにふさわしい「指定席」を決める便利なアイテムを使って、収納の中の湿気対策を ■OWNER'S BOOK収納の心得収納のノウハウ快適な空間づくりは収納から。知って役立つ収納テクニックをご紹介。

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