トヨタホーム OWNER'S BOOK(住まいのお手入れ編)
21/176

知識キッチン浴室・洗面トイレ洋室和室ドア・サッシ設備外まわり巻末資料お手入れの汚れの予防心得キズの予防汚れの種類と洗剤と水まわりの洗剤の選び方お掃除グッズ汚れ予防収納部の引越し時の引越し前・予防心得収納のチェックノウハウリスト●キズをつけないためのアイテム選び住まいにキズをつけてしまう一番の原因が、スポンジの硬い部分やタワシ。もしこのようなお掃除用具を使っていたら、やわらかい布かスポンジに切り替えましょう。また、クリームクレンザーなど研磨剤の入った洗剤、メラミンスポンジもキズをつける原因となります。●キズをつけないお掃除方法コーティングされた部分や木材の表面を乾いた布で拭くと、表面に付着したゴミやホコリも一緒にこすることになり、キズがつく原因になります。お掃除の基本は、水を含ませた状態で行うこと。固く絞った雑巾や、水を吹き付けたキッチンペーパーなどを使いましょう。「固く絞った雑巾」の目安は、洗濯機で脱水した状態をイメージしてください。●お使いになる洗剤等の裏面の注意事項は必ずお読みください。●強くこすると塗装を傷つけてしまう恐れがありますのでご注意ください。●各メーカーの取扱説明書や使用上の注意書きを必ずお読みください。【浴室】硬いスポンジで浴槽や壁をこする壁に発生するカビや水栓などに付着する白い汚れを硬いスポンジでこすると、浴室がキズだらけに……。【キッチンのシンク】スポンジの硬い部分でこするたしかに汚れは取れますが、シンクの表面まで一緒にこすってしまいます。ピカピカだったシンクがいつの間にか細かいキズでいっぱいに……。【フローリング】ローラーのついた掃除機ヘッドでゴシゴシこするフローリングの表面は、意外とデリケートなもの。掃除機をこまめにかけると小さなキズができ、汚れが入り込みやすくなります。※キズから水分がしみ込むと腐食する恐れがあります。【コンロのトッププレート】タワシで油汚れをこすり取る吹きこぼしや油汚れ、IHクッキングヒーターの輪ジミをスポンジの硬い面やタワシなどでこすってしまうと表面が傷ついてしまい、劣化の原因に……。OWNER'S BOOK知識キズをつけないお掃除の基本は、水を含ませた状態で行うこと。固く絞った雑巾や、水を吹き付けたキッチンペーパーなどを使い、水分を含ませた状態でお掃除することがポイントです。 ■キズをつけないために見直したい、清掃用具の使い方下のような清掃用具を使っていませんか? ひょっとしたらキズや劣化の原因になる可能性があるので、ご注意ください。キズから始まる汚れの進行にご注意くださいお手入れや何気ない動作によってキズが生まれると、その部分に汚れが付着しやすくなります。傷ついた部分に付着した汚れは、タワシなどで強くこすらなければ取り除くことができません。その結果さらにキズが深くなり、汚れが取れにくくなってしまいます。キズの予防キズをつけないための予防方法キズ対策は、汚れ予防の第一歩。掃除用具の見直しから始めましょう。

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る