トヨタホーム OWNER'S BOOK(住まいのお手入れ編)
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芝刈り除草水やりの方法施肥(せひ)目土エアレーション和室ドア・サッシ知識キッチン浴室・洗面トイレ洋室設備外まわり巻末資料外壁屋根バルコニー・排水桝床仕上げフェンス・格子門扉・門柱・壁仕上げウッドフェンスウッドデッキ・照明樹木・草木カーボート・・芝生を美しい状態に保つには、こまめな芝刈りが欠かせません。伸びすぎると全体が黄色くなって枯れてしまうこともあります。約2〜3㎝に刈り込みましょう。・あまり短くしてしまうと葉を痛めてしまいますので、注意する必要があります。【目安】 5〜6月、9〜10月頃は月に1〜2回。生長がもっとも早い7〜8月頃は月に2〜3回を目安に刈り込みましょう。・雑草は生長するとどんどん繁殖していきます。早め早めの除草が何よりの対策です。・雑草が多くなりすぎたら、市販されている除草剤を使うのも一つの方法です。 使用上の注意はよく確かめましょう。・芝が根付くまでは、こまめに水やりをしてください。根付いたら、 日射の強い夏場や、雨の少ない時期に行います。・暑い時間帯を避け、早朝か夕方にしてください。・水やりが多すぎると芝を痛めたり雑草や害虫の発生を促すなどの悪影響があるので注意しましょう。・窒素、リン酸、カリがバランスよく配合された芝生用の化成肥料をできるだけ均等にまきましょう。【目安】 年3回程度、芝刈り、除草剤後に1㎡に対して15g〜20gが目安です。・芝生の生育をよくするために、芝生全体に上から薄く土をかけることを目土といいます。・時期は春に行います。数年に1回でもいいので芝生の凹みが気になる時にも行います。目土した後に肥料も与えるのがおすすめです。・下地が踏圧などで堅くなり生育が悪くなった時にはエアレーションという空気を地中に供給する作業をします。・だいたい深さ10㎝、直径1〜2㎝ぐらいの穴を15〜20㎝間隔に開け、目土を埋めます。そうすると芝生の生育を促し、新しい根を伸ばす環境を用意するということになります。芝生のお手入れカレンダー123456789芝の状態休眠期芝刈り除草水やり施肥目土入れエアレーション育成期1〜2回/月2〜3回/月1〜2回/月適宜(7〜8月は)重点的に101112休眠期適宜芝草の場合、刈り込みによる葉の除去は、現在の葉の2/3と定芽は残してください。端は、刈り込みバサミやバリカンでカットを。少しの水を長時間掛けてまくことが基本。できるだけ細かい霧状にして、均等に散水しましょう。目土の厚さ3〜6mmを目安に、薄くまいて均一にならします。エアレーションは、ローンスパイクを足で踏んで穴を開けていく方法(スパイキング)が簡単です。たっぷり光合成をさせましょう。エアレーションなど、物理的な作業で管理することも大切。肥料の与え方にも十分な配慮を。外まわり芝生庭に芝生を張ると太陽光の照り返しが減り、夏の暑さが和らぎます。また夕方に水をまくことで、温度が下がり、涼しくなります。 病虫害の予防は、健康的な環境づくりから■■■OWNER'S BOOK樹木・草木芝生のお手入れ方法タイルの「しっかりお掃除」  芝生はお庭全体に解放感を演出し、広がる緑に植栽や花壇がより一層映えます。季節ごとにきちんとお手入れをしましょう。

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