トヨタホーム OWNER'S BOOK(安心・安全編)
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ご入居の前に安全に家庭内暮らすために事故防止災害・天災・対策害虫などの巻末資料台風・大雨地震凍結・雪害雷・雹・竜巻火災害虫・獣害・鳥害チェックリストOWNER'S BOOK50音順索引P59慌てて屋外に出るのは、かえって危険です。頭をクッションなどで保護し、ガラスや吊戸棚のそばを避け、丈夫なテーブルの下などに身を隠し、揺れが収まるのを待ちましょう。室内にガラスが散乱することもあるので足元にも十分注意。また、大きな地震の後には余震がありますので落ち着いて行動することが重要です。電柱やブロック塀は倒壊の危険があります。屋外へ避難する時は、周囲に十分注意してください。避難経路はなるべく広い道を選んだほうがよいでしょう。なお、必ずガスの元栓を閉め、電気のブレーカーも切って避難してください。地震などの災害時には、近所で声を掛け合って助け合いながら避難しましょう。特に体が不自由なお年寄りや身体障害者の方、妊婦の方や小さなお子様たち、日本語を母国語としない外国の方など、要援護者には手助けが必要です。近隣の人々が中心となって助け合い、避難するよう心掛けましょう。イモビライザーを応用した“かざすだけ”の電気錠(ラ・ロック等)は、停電時には使用できません。避難などで家を空ける際には、必ず手動で玄関ドアや勝手口ドアを施・解錠できる鍵を所持することをお忘れなく。何もない場合でも常に鍵を持ってお出かけください。被災地では、救急・救助活動や消火活動のため交通規制が行われます。自動車での避難は、かえって逃げ遅れにつながり、救急活動の妨げにもなるのでやめましょう。また、自動車を運転している場合には道路の左側に停車し、ラジオなどで情報収集を図りましょう。自動車を離れて避難するときには、救急活動の支障とならないようキーをかけたままにしておくことが大切です。地震発生時はもちろん、地震による揺れが収まった後の避難の際にも、ホームエレベーターの使用は避けましょう。地震によって、エレベーターが何らかの損傷を受けている場合もあり、正常に作動しない恐れがあります。また、たとえエレベーターが作動しても、急な停電やセンサーの故障などでエレベーター内に閉じ込められる危険もあります。安全が確認されるまでは使用しないよう注意しましょう。エレベーターの使用中に地震が起きた場合、エレベーター室内からのボタン操作によりエレベーターがゆっくり1階に下がります。扉は手で開けることができるので、慌てずに対応してください。避難時は手動の鍵を持って自動車での避難は厳禁ホームエレベーターは使用しない安全に暮らすために/災害・天災・害虫などの対策慌てて外へ出るのは危険避難の際は安全な道を選択助け合って避難する

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