トヨタホーム OWNER'S BOOK(安心・安全編)
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ご入居の前に安全に家庭内暮らすために事故防止災害・天災・対策害虫などの巻末資料ガス事故の防止換気の心掛け火災の防止やけどの防止感電・転倒・漏電の防止転落の防止落下物の防止日常の危険防止犯罪の防止注意長期不在時のOWNER'S BOOK50音順索引P59転勤などで長期にわたって家を不在にしなければならない場合は、 通風と安全面に十分注意してください。湿気対策を十分に安心POINT注 意長期不在にする場合や、家を賃貸される場合は、必ず担当のトヨタホーム店にご連絡ください。点検スケジュールやDM、会報誌発送の有無など確認させていただきます。※将来、建物を譲渡したり、賃貸する場合は必ず担当のトヨタホーム店へご連絡ください。お役立ちアドバイス[ 強風による音 ]サッシのすき間や樋と壁の間などに風が通ってピーという音がしたり家の突起物や段差で、風を巻き込むことによりヒューという音がすることがあります。また、シャッターが風によりバタバタすることがあります。これらは、風の強さや方向などに影響され発生するもの。強度や品質上の問題ではありません。風によりバタバタする音が気になる場合は、サッシとシャッターの間にスポンジを入れると音を抑えることができます。□ 詳しくはP31へ[ ウォーターハンマー現象 ]シングルレバー水栓を瞬時に閉めたとき、ガンという大きな音がする場合があります。こうしたウォーターハンマー現象は主に水道の水圧が高いときに発生しやすいもの。水栓をゆっくり閉めたり、水道メーターボックス内の元栓を絞って水の量を減らすと防止できる場合がありますので、お試しください。 □ 詳しくは「住まいのお手入れ」編へ[ 家鳴り ]家は、温度や湿度変化によって膨張や収縮をします。このときにアルミなどの金属やプラスチック、木などの伸び縮みにより擦れ合う音が発生しやすくなり、「バシッ」という音がすることがあります。寝静まった夜間などは気になりますが、強度などには問題ありませんので、ご安心ください。歩行時などに床からピシピシという音が発生することがありますが、床材にわずかな擦れが生じることで起きるもので、品質上の問題はありません。長期不在になる場合や、借り手の見つからない貸家などは、施錠を厳重にするだけでなく湿気対策にも注意してください。各室のドアやふすま・押入は開け放して、空気の流れをよくしてください。また、和室の畳は上げておきましょう。[ うなり音 ]風の強いときにブーンといううなり音が発生することがあります。これは、アンテナ支線やフェンスなどに風が当たり、それが共鳴することによって音が発生するもの。アンテナ支線の場合は、ピーンとはった支線を少したるませると共鳴しなくなります。詳しくは設備機器メーカーにご相談ください。[ ご相談ください ]家から発生する音は、材質や自然現象に影響され発生するもので、やむを得ない現象といえます。音については個人差もありますが、気になる場合は設備機器メーカーや担当のトヨタホーム店へご相談ください。家を長持ちさせるには、月2回程度の点検と、すべての窓を開けて風を通しておくことが大切です。親類や知り合いに頼んでおきましょう。また、キッチンや浴室などの排水口の点検、バルコニー排水口のゴミ取りなども行いましょう。ガスや水道、給湯器・電気器具もきちんと処置各ガス器具のコックや元栓、および水道の元栓は閉めてください。また、凍結防止の水抜きをしてください。給湯器(エコキュート)も同様です。水抜きは、元栓が完全に閉まっているのを確認後、水栓を全開にして完全に水を出しきります。浄化槽をご使用の場合は、必ず維持管理業者にご相談ください。また、使わない電気器具などはコンセントからプラグを抜いてください。こまめな点検と通風・換気がポイント長期不在時の注意安全に暮らすために長期不在の場合は、ご連絡をこんな音が気になったら

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